昨年8月「憲法県政の会」の学習会にも来て頂いた、
和田武 日本環境学会会長が昨日の国際女性デー兵庫県集会で講演されました。
参加者からのレポートです。
3月8日、国際女性デー兵庫県集会が神戸市内で開かれ、
「原発はいらない-自然エネルギー中心の新しい社会への発展-」と題し、
和田武さん(日本環境学会会長)が記念講演をされました。
和田氏は、原子力重視のエネルギー政策の危険性と合わせて、
CO2排出による地球温暖化が危険な状況であることを紹介。
そして、日本が率先して回避しなければならないと強調しました。
デンマークやドイツは環境先進国として知られていますが、
再生可能エネルギーの比率は20年前には日本と似たような状況でした。
しかし、地域住民が中心となって再生可能エネルギーへの転換をすすめ、
国に政策を作らせることで、再生可能エネルギーによる発電量を急増させてきました。
市民主導の再生可能エネルギーの普及は、
環境や資源保全のみならず、新産業の発展や雇用を生み出し、
また農山村の発展などに大きく寄与しています。
日本は、自然豊かな山岳国であり森林国です。
私たちが使うエネルギーを、自分たちでまかなう力は十分にあります。
和田氏は、最後に「未来世代のために脱原発・再生可能エネルギーの普及へ、
国民の運動が必要です」と呼びかけられました。
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