東日本大震災から、今日でちょうど1年になります。
被災されたみなさんに、あらためて
お見舞いとお悔やみのことばを申し上げます。
この1年間、私たち「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」は、
加入団体・個人のそれぞれが
被災地・被災者支援の努力を重ねるとともに、
会としても兵庫県に対して、迅速で適切な支援や
県内での災害対策の強化を求める要望を行ってきました。
私たちは、被災地・被災者への支援でも、
国への要望や提言でも、県独自の災害対策でも、
何よりの基準とされるべきは、
憲法が定めた基本的人権の尊重であると考えています。
震災は、福島第一原発の事故による
深刻な原発災害をも、もたらしましたが、
自然災害であれ、原発災害であれ、
政治はすべての被災者に、等しく
「幸福追求の権利」(憲法13条)を保障せねばなりません。
2013年夏の兵庫県知事選挙で、私たちは
脱原発・自然エネルギー開発の推進、
災害対策の強化による安心・安全の兵庫県づくりを目指し、
また同じ趣旨での日本社会全体の改革に向け、
大きな役割を果たす県政を実現していく決意です。
国政では二大政党離れが急速にすすむ一方、
地方政治の一部には複雑な逆流現象も生まれています。
しかし、多くの市民が、経済生活の改善もふくめた
安全・安心の社会を求め、その実現に努力する
新しい政治の模索をつづけていることに
かわりはありません。
私たちは、東日本大震災から1年という節目の日にあたり、
日本国憲法の完全実施を目ざす新しい兵庫県政の実現に向け、
最大の努力を重ねることを、あらためてお約束するものです。
2012年3月11日
憲法が輝く兵庫県政をつくる会 代表幹事・石川康宏
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