「憲法県政の会」が14日に開いた、臨時総会「神戸・淡路地域報告会」に参加された西区の方から地元での県政要求の運動についてメールをいただきました。
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神戸市西区では県政への要求活動をたくさんやっています。
主なものは、明石西公園の存続を求める活動、明石川堤防かさ上げを完成させてほしいという活動、神戸電鉄粟生線の廃止反対の活動などです。
県行革による明石西公園(明石市と西区にまたがる公園)廃止に反対する運動が、利用者や周辺住民も参加したものに広がっています。
12月5日にも「県立明石西公園の存続を求める会」として県の公園緑地課長と話し合い、「廃止」は取り下げませんでしたが、実質公園の機能を残すとしています。
公園内のテニスコートは県が、芝生広場は周辺の県立癌センターなど付属施設として一般住民も利用できるようにすることで最終段階を迎えています。
明石川堤防の運動は、西区持子の明石川堤防のかさ上げが残されていることに対し、一刻も早く完了することを求めています。
持子の住民を中心に、「明石川堤防工事を進める会」に幅広い住民が署名活動に加わっています。
当初、県の河川課長は地元説明会をすると約束しながら、詰めていくと、神戸土木事務所にたらいまわし、神戸土木はまだ見通しもないのに地元説明会をやれないと、責任の擦り付け合いで、住民が怒っています。
12月15日にも県土木事務所と交渉を行いました。
神戸電鉄粟生線の存続運動でも、住民が神戸電鉄との交渉や宣伝活動などを行なっています。
現在、神戸電鉄と神戸市、三木市、小野市、住民代表と学識者で「活性化協議会」をつくり、乗客増の方策を話し合って、これに基づいて国の補助金を受けていました。
ところが、民主党の「仕分け」を受けた国土交通省が「仕分け」でこの補助を打ち切ると言い出し、これを受けて粟生線廃止が急浮上しています。
この「活性化協議会」へは各自治体からお金が出ていますが、兵庫県は出していません。
西区や三木市、小野市だけでなく、北播地域の住民全体のくらしに関わる問題なので、もっと兵庫県も責任を果たしてほしいというのが沿線住民や各自治体の要求です。
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