原発ＮＯだからこそ、ジオパークに認定されたのだ（メールの紹介）

　山陰海岸ジオパークは、２０１０年１０月に世界ジオパークに認定されました。

　日本では、２００９年８月の洞爺湖有珠山、糸魚川、島原半島についで４番目です。

　山陰海岸ジオパークは、東の丹後半島から、西は鳥取砂丘までの広大な地域で、兵庫県但馬地域の海岸線全域を含んでいます。

　最近、兵庫県香住町（現香美町）にも、関西電力が１９６７年に原発を建設しようとしていたことを知りました。

　町民が立ち上がり、学習会を開いたり、原発の危険性を訴えるビラを配布したりと、ねばり強い活動で１９７０年に計画を断念させることができたということです。

　もし、原発が建設されていたら、あの美しい海岸線に異様な人口物が景観を台無しにしていたかも知れません。

　「地質遺産の保護を目的に」という理念を持つ、ジオパークにも認定されなかったでしょう。

　４０年以上前の香住町住民のみなさんの活動に感謝いたします。