8月27日(土)、午後1時半より、
「憲法県政の会」主催での学習会
「脱原発、自然エネルギー中心の社会へ」を行いました。
会場の神戸市勤労会館多目的ホールには、
定員一杯の120名の方が集まりました。
ありがとうございます。
1時半には、北川事務局長が開会を告げ、、
「兵庫と日本の市民を原発の危険から脱出させる行政を」
と石川代表幹事がご挨拶。
ただちに、日本環境学会会長である
和田武先生の講演となりました。
「原発問題と自然エネルギー」と題された講演は、
パワーポイント105枚という、
大変に充実したものでした。
自然エネルギー生産手段についての紹介は、
兵庫と日本での自然エネルギー中心社会への転換を
イメージ豊かに展望させてくれるものでした。
休憩の後、関西電力の職員・OB等でつくる
「電力兵庫の会」の松崎保実さんから
「福井の弦発と兵庫の再生可能エネルギー」
というテーマで報告をしていただきました。
若狭の15基の原発は、兵庫県民の命とくらしを
直接におびやかす存在となっています。
他方で、環境省発表の資料から、
自然エネルギーの潜在力が紹介されたことは、
兵庫での「転換」の取り組みに大きな展望を示すものとなりました。
お二人のお話の後、30分以上にわたる質疑が行われました。
①CO2等が温暖化の原因ではないとする「懐疑論」について、
②原発推進派の巻き返しの展望について、
③メディアの活用について、
④政府へのパブリック・コメントについて、
⑤面積が小さく、消費量が多い都市部での「転換」について等、
いずれも実践的な問題意識にもとづくものばかりでした。
それらに対する和田先生の回答では、
「誰かがやってくれるのではなく、自分がやる
という姿勢が必要だ」という点が、大変に印象的でした。
あっという間にに時間はすぎ、
最後は「東京電力に被災住民に対する
賠償責任をとらせる全国弁護士の取り組み」等を紹介された
前田代表幹事ご挨拶で閉会となりました。
以上の学習会の内容は、
冊子『ウィーラブ兵庫⑤』にまとめていきます。
出版日時は、2013年知事選に向けた
取り組みの基本内容を決定する
11月6日の「憲法県政の会・臨時総会」としてく思います。
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