原水爆禁止世界大会の国際会議が始まり、明日から広島大会、7日より長崎大会が開かれます。
世界的な核兵器廃絶の大きな流れの中で発生した「原発災害」を受け、脱原発に向けたたたかいへの大きな結節点となるでしょう。
そんな中、8月3日の毎日新聞は「記者の目」欄で、原爆の認定訴訟をたたかっている原告の想いを伝えています。
以下は記事の一部です。
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私〈記者)が胸を打たれたのは、女性〈原告69歳)が貴重な意見陳述の時間のほぼ半分を原発事故に割いたことだ。
女性は福島の子どもが避難先で差別を受けたというニュースを聞いて胸が詰まったという。
差別を恐れ、被爆した事実を隠してきた自分の人生と重なったからだ。
高齢の原告の多くは「次の世代に同じ苦しみを体験させたくない」という思いで訴訟に臨んできた。
それが今、原発事故後の対応で「ただちに健康に被害はない」と繰り返す国の態度に、「原発事故の被害者たちも、将来健康被害が出た時、自分たちと同じように切り捨てられれしまうのではないか」と感じている。
記事中の写真には兵庫県の方もたくさん写っています
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