TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参入問題が、国会の焦点の一つになっています。
TPPは、農林漁業などへの壊滅的打撃が指摘されていますが、医療・介護など社会保障の分野でも、重大な影響をもたらします。
菅政権の「成長戦略」政策とも相まって、日本の社会保障が根底からくつがえされるのです。
「国を開く」の観点から、海外の経営資源が取り込まれ、
「日本の混合診療(保険診療と自由診療の混合)の全面解禁による公的医療保険の縮小や安全性の低下」
「株式会社経営の医療機関の参入・営利化」
「医師・看護師・介護福祉士の国際的移動」
などにより、医療・介護の市場化・営利化がさらに進行します。
世界に誇る国民皆保険制度の崩壊につながることは、必至です。
菅政権は、亡国の道に私たちを導いているのです。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。