「一人ひとりが大切にされる教育を」「日の丸・君が代はおしつけないでほしい」と新日本婦人の会は毎年、学校訪問をしています。
今年も県下400校に申し入れ、たくさんの学校と懇談することができました。
毎年訪問しているということもあり、校長先生との信頼も厚くなって、「強制はしたくない。東京のようになりたくない」と、率直に悩みや期待を話してくれます。
また、「弁当を作ってもらえない子がいる。パンを買うお金もない子もいる」「生活保護の子も1割を超え、親の生活も苦しくなっている」と、子どもをとりまく「貧困」についても深刻な実態がつぎつぎと話されます。
学習指導要領の改悪で授業時間が増え、内容も難しくなっています。
「学力をつけさせたい」と塾やお稽古ごとに通わせる一方で、多くの親たちは、“のびのびと子どもらしく育てたい” という気持ちの中で揺れています。
「勉強が好きになる魔法があれば教えてほしい」、「高学年は放課後遊ぶ時間もない」-子育て小組に参加されているママたちの声です。
勉強が苦手な子どもたちの「ボク、頭悪いねん」「私あほやから」と発する言葉に、親やサポータたちの胸はつまります。
子どもたちの笑顔あふれる、きらきら輝く学校・地域・社会の実現に、力を合わせがんばりましょう。
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