日本社会の中には、不充分な社会保障制度を補完するものとして、PTAや障害者団体など、多くの団体が自主的に共済制度をつくってきました。
しかし、この自主共済の規制を目的に、2005年保険業法が「改正」されました。その背景にあったのは、アメリカや日本の大手保険業界が、自分たちの市場を拡大しようする思惑です。
この動きに対し、各団体は「助け合い共済を守ろう」と、国会請願行動、県下自治体議会への請願などに取り組んでいます。
現在、県下41市町の過半数を超える23市町で、「自主共済の(保険業法の)適用除外を求める」国への意見書が採択されています。
兵庫県議会は、県民の請願を一度否決しましたが、こうした世論の広がりを鑑みて、採択をすべきではないでしょうか?県レベルでは、岩手県、三重県、鳥取県(趣旨採択)が国への意見書を採択しています。
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