変えよう！ 憲法どおりの兵庫に向けて！

座談会「９条を守る兵庫をつくろう」

　本日（９月２４日）、『ウィーラブ兵庫』の第２弾となる『９条を守る兵庫をつくろう』（仮）の核心部分をなす「座談会」を行いました。

　出席は、「９条の会」の羽柴さん、「改憲ストップ共同センター」の速水さん、「兵庫原水協」の梶本さん、「野口９条の会」の立花さん、今年の原水禁大会に参加された桜井さんと豪華版です。

　司会は、県政の会の石川が行いました。

　討論の圧巻は、「９条と兵庫県政の関係」です。

　県内にある陸海空自衛隊の動き、伊丹の自衛隊基地での日米共同のシミュレーション演習、同基地内にある「米軍用地」、但馬の低空飛行訓練、姫路港への３度の米艦寄港……。

　これらはいずれも「戦争のできる国づくり」に対応した兵庫県下の動きであり、これを容認し、さらに積極的に推進する井戸県政の動きです。

　９条を守り、これをいかす県政が実現できたときに、これをどのように転換していくことができるのか。どのような平和行政ができるのか。

　議論は多方面に渡りました。

　成熟した県民・国民による「平和的監視権」も大きな話題になりました。

　これは、韓国で「アメリカの戦争にまきこまれないようにする」取り組みの中から生み出された考え方だそうです。

　座談会の内容は、これから大急ぎで文章化をしていきます。

　ご期待ください。

　 

『９条を守る兵庫をつくろう』を緊急出版します！

　『We Love Hyogo』は着実に発行部数をのばし（前回会議で３４００部の報告でした）、各地での学習会もすすんでいます。

　このブログにもあるように、尼崎と明石では地域の会が立ち上がり、それぞれ元気に活動を開始しています。

　知事選の前の年から、こうした取り組みが行われるのは、かつてないことだとも聞いています。

　それだけ、政治の転換をもとめる県民の願いは強いということでしょう。

　さて、『We Love Hyogo』 のパート２として、緊急に『９条を守る兵庫をつくろう』を発行します。

　①憲法をめぐる全国的な闘いの状況はどうなっているのか

　②兵庫県内で戦争に向けた準備がどのように行われ、これに井戸兵庫県政はどういう態度をとっているのか

　③兵庫県内での「９条守れ」の取り組みはどこまでひろがっているのか

　④「９条を守る兵庫県政」をつくるために、どういう取り組みが必要なのか

　こうした内容を柱に持つ、大型の座談会を緊急に行い、これに関係資料や「コラム」をそえて発行します。

　これまでどおり『We Love Hyogo』の学習を大いに広めながら、こちらの『９条を守る兵庫をつくろう－We Love Hyogoパート２』の学習もどんどんすすめて行きましょう。

尼崎憲法県政の会が宣伝活動

県民生活を犠牲にする「新行革プラン」は撤回せよ！尼崎憲法県政の会が宣伝を行なう

　８月１日に学習会を成功させた尼崎の会では、we love hyogoの本を３００冊普及する活動に取り組むとともに、県政をめぐる具体的問題での活動も開始しています。

　来年の県知事選挙にむけて取り組んでいる、「憲法が輝く兵庫県政をつくる尼崎の会」（尼崎憲法県政の会）は、８月２９日（金）夕方、阪神尼崎駅前で、県新行革プランの撤回と県立塚口病院の存続を求める宣伝を、小雨の中１４人の参加で行ないました。宣伝行動は、雨がひどくなったため３０分で切り上げましたが、２００枚のビラを配布、新行革プラン撤回を求める署名が１４筆、県立塚口病院の存続を求める署名が３７筆寄せられました。日本共産党衆院兵庫８区国政対策責任者の庄本悦子さんなどが「来年の知事選では、県民生活犠牲を推進する井戸県政に厳しい審判をくだそう、県新行革プランは絶対に容認できない、新行革プラン２次案で県立塚口病院を尼崎病院に統合して廃止する計画を発表した、地域医療の中核病院である県立塚口病院を存続させよう」と訴えました。若い男性は「いま塚口病院に通っているが先生はそんなことは行っていない、病院がなくなったら困る」、医師と思われる男性は「私は大阪だが、塚口病院は評判が良いのに廃止するなんて」と語りながら快く署名に応じてくれました。（T田）