『ウィー・ラブ・兵庫』を読んでいただいた方から、全体を高く評価しながら、「24条に関しての現状がでてこないなあ」という感想をいただきました。
読み返してみると、そのとおりです。24条そのものの重要性は語られていますが、それに関する兵庫県内の問題が描かれてはいません。
以下いただいたご意見、情報の要約です。①環境問題と、②ジェンダー問題、この2つが『ウィー・ラブ・兵庫』を語る上での大きな補足ポイントになるようです。
検討を深めていきたいところです。さらなるご意見も、ドシドシお寄せください。
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「男女平等について県のとりくみはもっと調べなければなりませんが、たとえば女性就業率は全国45位と遅れています。このとりくみでは、いわゆるバックラッシュへの反撃が必要だと思っています」。
「安倍内閣の崩壊であせっている「靖国派」を中心に、地方を舞台に、男女平等、ジェンダーフリー攻撃が強まっているのは全国的に共通するようです」。
「兵庫県議会には、『日本会議』の正会員が3人(自民2、無所属1)います」。
なお、県議会での「歴史認識」をめぐる議論には、たとえば次のようなものがあります。
http://hyogo.jcp-giin.net/honkaigi/284-0101.shtml#10
「彼らは自民党内で主流とはいえないかもしれませんが、代表質問で自民党としてとりあげ男女平等攻撃をおこなったりもしています」。
「県は、後退した国の男女共同参画第二次実施計画そのままの答弁をするなどしていますが、深刻なのは、男女共同参画が「家庭」施策におきかえられつつあることです。「ひょうご家庭応援運動」「家族の絆」運動など・・」。
「事業メニューそのものは他愛ないものであっても、この置き換えは軽視できないのではないかと感じています。所管名も『男女家庭課』に3年ほど前に新年度のどさくさにこっそりと変えていました。わたしが調べたところでは、「共同参画」を課名からはずしているところは近畿の府県ではありませんでした」。
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