原発なくす兵庫の会」は5日、関電神戸支店と交渉をしました。
「会」からは15人、関電側は総務広報グループの3人。
要請は、①「夏の電力結果をふまえ大飯即時停止を」
②「どの原発も再稼働させず廃炉にすること」
③「国民世論に耳を傾け『原発ゼロ』を実施すべく自然・再生エネルギーへの転換を」の3点。
関電側の回答。
「夏の電力は結果として余力があったのは事実だが、決して余裕があったということではない」
「原子力は大きな電源、安全性確認されたものは稼動していきたい」
「政府のパブコメで原発ゼロ80%というが、出されていない方の声もある」
以下、主なやりとりです。
(会)「10万年も残る核のゴミを出し続けていることをどう思うのか」
(関電)「最終処分地を決めて管理していくことが必要」
(会)「管理できないから決まらないのではないか」。
(会)「超党派の議員連が出した『危険度ランキング』でワースト10の内、福井原発が8基も入っているが、どう思うか」
(関電)「ランキングを存じていないのでコメントできない」。
(会)「今夏一般家庭だけでなく、昨年のように企業にも節電要請したのか」
(関電)「した」
(会)「データを教えて頂きたい」と言ったが、その場では出てこず。
(関電)「自然エネルギーは天候に左右され安定しない」
(会)「7月8月の2カ月で130万キロワットの太陽光発電。3月末予想では680キロワット、原発7基分だ。原発に固執すれば世界の流れ、世界経済の流れにも立ち遅れる」。
参加者は福島事故の解明もされない中、
安全とは到底言えない大飯を再稼働した責任、
誰も責任をとれない原発に固執する姿勢を強く指摘し今日の交渉を終えました。
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