2012年 新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、多数のアクセス・閲覧ありがとうございました。
今年のエトは辰です。昇龍のように、勢いのある動きがつくり出せる年にと思います。
昨年3月の東北関東大地震と巨大津波は未曾有の被害をもたらしました。
さらに福島第一原発の過酷事故は、今なお収束のめどどころか、原子炉内部の状況もわかっていません。
被災者をはじめ99%の国民は、福祉を強め、地域のなりわいをもとに、自治体の合併や広域化でなく、公務員を含めた地域づくり、支えあう仕組みづくりを、この国が置き去りにしてきたことを知りました。
被災者をはじめ99%の国民は、放射能を制御できる技術が未確立なのに「安全」と言い、重大事故があっても周辺住民にすら情報を出さないことが、まかり通っていることを知りました。
地震や津波、台風などへの防災でも、放射線に対する防護でも、一番大事なのは、人の命を守り、くらしを守ることです。
「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」は、2年半前の前回知事選挙で「憲法どおりの県政」「人にやさしい県政」を訴え、たたかいました。
この方向での連帯や共同はますます重要になります。
一方では、大阪ダブル選挙のように、たとえば公務員バッシングで自らの権力を誇示するとともに、「教育は強制」「政治は独裁」と開き直り、人々をあおり立てるポピュリズムを横行させ、自治体の機能、役割を「独裁者」の意のままに改変する動きもあります。
2012年は、国民のくらしや福祉、防災面はもちろん、自然エネルギーへの転換などウイングを広げて話しあい、異なる意見だからこそ話し合いが実り、それを乗り越えるところに連帯感とか、信頼感が得られる年にしていきたいと考えています。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2012年1月1日
憲法が輝く兵庫県政をつくる会
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