19日夜行われた憲法県政の会主催の学習会には県下各地・各団体から70人が参加しました。前田代表幹事の開会挨拶につづいて、県職労県庁支部から、兵庫県の『新行革プラン』の現状、第二次プランの予想される内容、その策定が大幅に遅れている現状などが詳しく紹介されました。
「We love hyogo」のテキストに基づいた石川康宏代表幹事の講演「県民いじめの『行革知事』さようなら 憲法知事こんにちは」は、情勢と兵庫県民のくらしの実態、これまで明らかにしてきた政策提起の上に、環境問題、女性の地域向上問題の解明を加え、県政転換の必要性が、全県民的立場からも求められていることを明らかにしました。さらに、新潮文庫「蟹工船」が100万部を突破したことや、TVドラマでの政治のとらまえ方の変化、憲法をまもろうとする世論の広がり、最近の選挙に見られる大変化の兆候などから、憲法どおりの県政実現が現実の課題になっている状況を解説。そして、憲法どおりの地方政治と住民自治の重要性を蜷川京都府政の実績から紹介されました。
参加者からの発言では、国民健康保険料や住民税の高騰で困惑する市民の相談を受け付けている県社会保障推進協議会の相談事例の紹介(県民医連)、県立高校の分校の募集停止計画に対する地域と生徒達が一体となった反対運動(高教組)、尼崎で立ち上がった地域の会など、憲法県政の会の運動の広がりが反映した報告が相次ぎました。
各地の学習会の計画もさかんになっているようです。一人でも多くの県民が「We love hyogo」の運動にふれていただけるよう、これからも学習を広げていきたいものです。
みなさんの書き込み、投稿をお待ちしています。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。