3月23日に神戸で行われた格差集会の報告集〈上巻〉が発行されました。
『誰がつくった?「貧困」 かえよう!「格差社会」』です。
「貧困」の実態報告がたくさんならんでいますが、それだけでなく、そういう実態を「かえよう!」という取り組みが紹介されているところに勇気が得られます。
以下は、尼崎医療生活協同組合の榎並憲治さんのお話です。
「私は土日には西宮や伊丹や芦屋まで学習会講師で呼ばれているんですね。
こんなことは初めてです。
そこで後期高齢者医療制度の話をしたら、『それは本当ですか』とおっしゃるお年寄りの方がいます。
老人クラブも10位回りましたが、そこでおっしゃるのは『制度そのものも悪いけれども、一番腹が立つのはなんで年金からそのお金をとるんや』と。
『自分たちが年金をもらう時には色々ハンコを持って来いだと何何を持ってこいだと何回もさせられたのに、取る時は勝手に取るのか』とものすごく怒っていました。
老人クラブの会長さんでも怒られている方が多い。
だから私は確信をもって、この後期高齢者医療の法案は絶対に撤回できると。
4月以降も力は緩めたらあかんということで、尼崎市役所で宣伝行動も行いますし、大学脩決起集会もやることを決めました。」
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