3月10日午後、神戸三宮東遊園地で、
「震災復興・原発ゼロの社会へ あれから2年集会」が開かれました。
主催は、「原発なくし自然エネルギーを推進する兵庫の会」と
「阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議」です。
開会に先立ち正午より、「NO NUKES」の一文字をつくりました。
2年経っても人々の生活をも破壊した原発をあきらめようとしないことに、
少しでも多くの人たちとともにアピールしたい気持ちを込めて。
1時から始まった集会には1000人が参加しました。
この集会に連帯して、
トラック労働者などでつくる労働組合の建交労が70台でトラックパレードも。
集会では、「原発なくす会」の金持徹代表(神戸大学名誉教授)が
「原発は運転を再稼動する条件などまったくない。
再生可能エネルギーで、新しい社会をつくっていこう」とあいさつ。
続いて、憲法県政の会の田中耕太郎代表幹事が連帯あいさつ。
「あれから2年、30万人以上が避難生活をよぎなくされている。
自然災害は、社会的弱者はもちろん、普通にくらしてきた人たちの仕事とくらしを奪ってしまう。
国や地方自治体のあり方が問われている。
何よりも国民の命と安全をまもることが政治に求められる。
被災者によりそい、くらしと生業の復興を求めていこう。
井戸知事は、ベストミックスという原発容認の姿勢だけではなく、
消費税の増税も主張している。
震災の教訓にも反して、県立こども病院をポートアイランドに移転しようとしている。
太陽光パネル補助も打ち切るなど、原発ゼロに逆行している。
断じてゆるされない。道州制から地方自治を守っていくたたかいも強めよう」。
また、福島から神戸に避難している方の報告、
被災者支援をおこなった青年の報告などもありました。
集会後、参加者は三宮から元町へ
「原発なくそう」「被災者守ろう」「子どもを守ろう」
「生活再建」「消費税いらない」などとコールしパレードしました。
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