先ほど、ツイッターで『米軍と農民』を紹介しました。
しかし書店などでの入手はすぐにはむつかしいと思います。
それで、この本と作者の真髄を知ってもらうために、「あとがき」のごく一部を紹介します。
1973年6月にかかれたものです。
* * * * *
…さて、私たちの土地問題は今日解決し終わってはおりません。
むしろ闘いはこれから始まるというところであります。
それというのは、沖縄の本土復帰とともに日本の自衛隊(軍隊)がやってきました。
…復帰前は、私たちの敵は米軍だけでありましたが、
復帰後は日本軍と二つの敵と闘わねばなりません。…。
* * * * *
生きるために基地とたたかい続けた農民の「胃袋」が本質を鋭く射抜いています。
今日もなお、アメリカと日本政府の二つの敵との沖縄県民のたたかいは続いています。
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