陸上自衛隊第3師団創立51周年と千僧駐屯地創設61周年を記念する行事が、
5月19、20日、伊丹市の千僧基地でありました。
記念行事の「メイン」は日ごろの「訓練」の成果を見せる日曜日の観閲式と戦闘訓練展示です。
155ミリりゅう弾砲のよる空砲で、
基地から数百メートル離れているマンションにも大音響が響き、壁がゆれるほどです。
住宅地に隣接しているため、近くの市民は「壁が落ちる」と言っています。
20日午前の観閲式で、観閲官は
「国家の防衛の最後の砦として、任務はいよいよ重大である」
「軍事のプロフェッショナルとして任務を遂行できるよう…」と訓示。
和歌山防衛協会会長は超タカ派挨拶。
「尖閣、竹島などの領土問題は、まともな国なら戦争が起こってもおかしくない事態だ。
国民の生命も守れない国になっている。
平和憲法とやらを変え、国軍として活躍できるようにしていきたい」。
戦闘訓練展示では、敵の陣地を占領するというシナリオで、様々な戦闘行為が披露されました。
155ミリりゅう弾砲が何発も空砲されましたが、
無理やりに敵をつくらず、戦闘訓練の費用を暮らしや雇用にまわせば貧困・格差は改善されます。
平和外交を貫くことで、「軍事のプロフェッショナル」も必要なくなるでしょう。
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