有名タレントの母親が生活保護を受給していたことをダシにして、
生活保護制度そのものへの大攻撃がかけらている。
ワイドショーを観ていて腹が立った。
老人単身世帯の生活保護費は8万〇〇〇円。一方で国民年金は6万〇〇〇円などと言っている。
あんたら想像力ないのか。8万円で暮らすことがどれだけ大変か。
ケタ違いのギャラを貰っているので金銭感覚がずれているのか。
それとも自分で買物に行かないので、ものの値段を知らないのか。
タレントの会見と同じ日に、厚労相はさっそく生活保護費の10%引き下げを検討すると表明した。
自民党議員の求めに答えものだ。
そんなことより、「水際作戦」で福祉事務所の窓口で生活保護の相談者を追い返し
申請すらさせず、餓死に至らしめたケースがままあることこそ問題だ。
厚労省は福祉事務所へ警官OBを配置することを全国に指示したが、
彼らに何をさせようというのか。
ケースワーカーの増員こそ求められる。
確かに不正受給もあるかもしれないが、
一人で100件ものケースを抱えている中での出来事であって、
公務員減らしのしわ寄せの現れである。
その煽りに乗せられていないか、みんなも一度立ち止まって深く考えてみよう。
想像力を働かせて。
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