仮設住宅で「孤独死」が続いています。
昨11日NHKは、仮設住宅入居後2週間で、死後12時間後に発見された高齢男性を報道しました。
地震、津波で助かった命を、なんとしても守るのは政治の責任ではありませんか。
でも、16年前と同じことが繰り返されようとしています。
宮城県南部に系統的に支援に入っている団体が、仮設入居者に暑さ対策に扇風機を届け住民からは大変喜ばれたが、仮設住宅を「管理」している団体から、「公平」の名の下に苦言が来たこと。
県内の避難者への支援も硬直しています。
以下は日本共産党伊丹市議団ニュースから。
質問「避難者には赤十字などから家電6セットが支給されるが、民間住宅入居者には家賃補助tも生活必需品支給もない」
答弁「市の支給対象もその範囲にしたい」
質問「宝塚市では独自の義援金支給がされている。伊丹市でも生活費のためにも必要あるのでは」
答弁「被災者再建支援法に基づく支援金や義援金の配分があり考えていない」
映画監督の山田洋次は、SLが息を吹き返すドキュメンタリー映画撮影の中で、タイトルを「きかんしゃ」から「復活」に変えたと述べています。
「無骨な」、「能率悪い」、「人間くさい」、「説明したらわかる」、職人によって受け継がれてきた技術を、「聞いても分からない、どう処理していいかわからない、理論はあったが技術はなかった」原発と対比します。
SLではありませんが、地域を結ぶ三陸鉄道の路肩は、大津波から地域を守りました。
東日本大震災からの、あらゆる「復旧」、「復興」は、地域社会、地域住民主体でなければなりません。
なければ、また16年前の「震災関連死」、「孤独死」が繰り返され、自ら命を断つ人が増えていきます。
「その苦い教訓を繰り返してはならない」-兵庫県からもっと発信していきましょう。
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