与謝野大臣の「福島原発事故は神の仕業」発言。
これまでも、東京電力の責任を免除すべきと主張していたが、「神」を持ち出してまで、東電を擁護した。
もともと、経済産業省からの天下りが批判を受けた日本原子力発電の出身だったことを考えれば、不思議ではないかもしれない。
同社には中曽根元首相の紹介で入社したとのことだ。
しかし、この「神」は、どの「神」を意識したのか?
与謝野氏自身はカトリック教徒だそうだが、靖国神社に首相として公式参拝した中曽根派にいたから、「靖国」を意識したのだろうか。
そう言えば、東日本大震災直後に「震災は天罰」発言をした、「政治家」もいた。
「科学」が「技術」になる過程で、企業の利益が優先され、人命は後景に追いやられる。
大企業による未曾有の人災の責任を追及できない、非科学的な政治家に、この国のあり方を発言する資格などない。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。