米軍による「「トモダチ作戦」をテコに、日米同盟を大讃美する動きが政界、マスコミに広がっている。
北沢防衛相は4日、米原子力空母を訪問し、2000人の乗組員を前に、「今ほど米国が同盟国であったことを頼もしく、誇りに思うときはない」と謝意を表明した。
また、「米国の迅速かつ力強い支援は、半世紀にもわたる日米同盟により、両国が培ってきた絆の証しだ」との菅首相のメッセージも代読した。
この数日の読売新聞と日経新聞の記事を紹介する。
4月4日
「孤立の島 トモダチ作戦、港壊滅でも上陸」(読売)
「日米に信頼の絆再び」(日経)
4月5日
「心強い『トモダチ』」(読売)
「『勇気もらった』米空母で謝意」(日経)
4月6日
「『トモダチ作戦』予算上限68億円、超過に備え日米が対応協議」(読売)
「米軍支援 救助から復興に軸足」(日系)
琉球新報は、3月18日に「米軍の災害支援 それでも普天間はいらない」とする社説を掲げていた。
理不尽な「見返り」を求める「トモダチ」など、ともだちではない。
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