チェルノブイリ原発事故から25年。
作家辺見庸が極限状態での「食」をルポした「もの食う人びと」は、事故から数年後に、立ち入り禁止地域に住み、ものを食わざるを得ない人びとを描いた。
「ソ連と違って…」と誇った日本原発。
国内でも有数の津波危険地帯で、防潮堤も無しに、原発を造るとは、何をか言わんや。
停電時のディーゼル発電機が一瞬で壊れ、大惨事になりかねない事態が続いている。
今なお、20キロ圏内に数十人以上がいる、この事実は「安全神話」を振りまいてきた国と東電の責任と言わざるを得ない。
嘘で固めた、あの戦争の悲惨な結果は、彼らには全く薬にも何にもなっていない。
人類が生まれて数百万年も経ているのだ。
本当の人間の真の心にかえって、社会を築いてほしい。
それが、この国の再出発地点だ。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。