2009年7月5日投票の兵庫県知事選が終了しました。
過去最高のご支持、ご支援を、ありがとうございました。
投票結果を受けての幹事会の文書を、以下にご紹介します。
私たちは、ただちに次の取り組みを開始します。
引き続いてのご支援を、よろしくお願いいたします。
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新たな峰を出発点に、憲法県政の実現へ
――2009年兵庫県知事選挙をたたかって――
2009年7月6日
憲法が輝く兵庫県政をつくる会幹事会
2009年兵庫県知事選は、7月5日投開票が行われ、現職の三選という結果をもって幕を閉じました。
憲法県政実現のために、田中耕太郎候補に投票してくださったみなさん、ご支援いただいたサポーターのみなさんには、心よりの感謝の気持ちをお伝えし、また、ご期待にそえなかった私たちの力不足を、心よりお詫びさせていただきます。
誰より、今選挙での県政の転換をめざし、全力でたたかった私たち自身が、たいへんに悔しく、残念な気持ちであることを、あわせてご理解いただけるとさいわいです。
同時に、今回の選挙は、私たちがかかげた「人にやさしい県政」づくりに向けて、貴重な到達点を切り開くものにもなりました。私たちは、この到達点を足場に、ただちに新しい取り組みを開始するつもりです。いっそうのご支援を、よろしくお願いいたします。
今回の選挙は「オール与党」体制の支援を受けた現職に、私たち憲法県政の会に結集する38団体(政党では日本共産党)が、県下30か所に地域の会を確立し、3か年にわたる県政学習運動の成果を活かした具体的な政策・マニフェストを掲げて、県民との対話を重視して挑んだたたかいでした。
その結果、田中耕太郎候補は出馬表明から2か月半という短期間にもかかわらず、49万2140票(得票率31.16%)という、憲法県政の会の前身である革新県政の会以降の全知事選挙で最高の得票数・率を獲得しました。
一方現職陣営は前回票を下回り、得票率とも最低の結果に終わりました。投票率が前回より上昇した中でのこの結果は、その投票増加相当数分がすべて田中候補への支持であったことを意味しています。
選挙期間中の論戦では、相手陣営を圧倒する強さを発揮し、多くの有権者がマニフェストに基づいて自らが判断して田中候補支持を表明するという状況を生み出しました。
私たちの訴え・政策が届いたところでは、確実に、現県政の継続ではなく、田中耕太郎さんと一緒に県政を変えよう、そして変えることができるという流れが生まれています。
今回の結果は、決して現県政を信任したとは言えるものではありません。
とりわけ、選挙中に実施された「高齢者・乳幼児・重度障がい者への医療助成の削減」などは、決して許されるものではありません。井戸知事は選挙結果を謙虚に受け止め、ただちに県民いじめの諸施策を中止すべきです。
憲法県政の会は、今回の選挙で築いた新たな峰を出発点に、引き続き憲法が輝く県政の実現、選挙中に掲げたマニフェストの実現をめざす活動をすすめていきます。
そして、会に結集する38団体、30の地域の会の団結を強め、勝利に向けた運動をただちに展開していく決意です。
多くの県民のみなさん、サポーターのみなさんの一層のご支援を、心よりお願いいたします。
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