10月2日(日)午後、神戸で、「若い世代に歴史の真実をどう伝えていくか ~教育と政治を考える市民の集い~」がありました。
主催は、「慰安婦」問題の解決に向けた意見書可決をすすめる会です。
以下は、ビラの【ご案内】から。
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かつての戦争への反省を曖昧ににしたり、男女平等の推進を明示しないなど、その内容に不安を抱かずにはおれない教科書を採択する自治体が増えています。
「慰安婦」問題の誠実な解決を政府に求める意見書を関西各地の自治体で可決する取り組みを重ねるなか、あらためて若い世代に歴史の真実をどのように伝えるべきかを、市民として真剣に考える必要があるのではないかと、学習と討論の場をもうけることにしました。
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「慰安婦」問題乃解決を求める地方議会の意見書採択は、2008年3月宝塚市が最初で、現在36自治体(決議1含む)です。
韓国では52自治体となっています。
「集い」では、中学校教師から、教科書採択をめぐる動きが報告され、歴史の真実を教えないことは「子どもと、子どもの未来に対する攻撃に他ならない」と指摘されました。
この他、大阪での「慰安婦」問題意見書可決のとりくみの報告、韓国の「ナムルの家」で暮らしているハルモニの証言ビデオの上映、訪問した女子学生の報告と感想など、多様なものでした。
参加者による双方向の討論では、今後の運動への参考になる意見が多数出されました。
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