政府が、中部電力に浜岡原発の中止を要請した。
遅くとも、理性的な判断だが、この要請に対するマスコミ報道は理性を欠いている。
原発中止で、供給不足にならないかを問題にしている。
このことの前に、東電の計画停電をふりかえろう。
大騒ぎした計画停電は、わずか数日しか行われなかった。
その間、交通機関など色々なところで混乱がおこり、病院などの「停電からはずして欲しい」との要請も聞き入られなかった。
電力供給不足のPRに、多くの国民が協力した想いは確かなものだと思う。
でも今、考えてみると、原発を止めると「こんなことになるぞ」という東電の脅しとも思えるパフォーマンスではなかったのか。
中部電力の供給先の50数%は大企業。
そんな報道もある。
しかし、問題は、供給量や計画停電などではなく、日本民族の存亡に関わることではないのか。
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