さて、あれから幾星年月が経ったのか?
「こどもの日」には少し遅れてしまったが、わが胃の腑には、まだ鮮明だ。
過日、2、3歳の男の子が両親に手をつながれて、ピョンピョン歩いていた。
「〇〇が食べたいナ…」を繰り返す。
こんな幼児にも「要求」があるのだ。
中学4年で海軍空しょうに動員され、食べさせられた食事は、アルミの椀に豆かすの入ったご飯。
腹が減っても売っているのは、90銭で売っていた胃腸薬「わかもと」。
食べるほどに腹が減る。
「要求」どころではなかったわが世代。
わが少年時代をふりかえり、今の世代への希望をつなぎたい。
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