大震災から4日目の夜を迎えています。
伊丹市Mさんからのたよりです。
各地で被災者救援の募金活動がされています。
庶民のお金が、被災された方々の命と健康、生活を守るために有効に使われてほしいと思います。
阪神・淡路大震災のことを思い出します。
あの時、平等という名の下に、義援金は日本赤十字社及び復興基金にいったんプールされてから、分配されることになりました。
そのため義援金は、その日の食べ物にも困っている被災者には、すぐには届かず、被災者生活再建支援法もなかったため、多くの震災関連死をまねきました。
義援金は復興基金という名のもとに、明石海峡大橋のライトアップや神戸ルミナリエなどにも使われました。
神戸に観光客が来ることが、街の活性化につながるのかもしれませんが、それは街の人々が生きていてこそ、街に戻って生活してこそ、街が再生するのではないでしょうか。
今、街頭で救援募金を訴えている、高校生や若者の「思い」が決して裏切られることのないように。
そして、何よりも、被災者が「命が助かってよかった」から、「あの時、死んでいればよかった」と思うことのないように願います。
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