三陸鉄道も、大地震で大きな被害を受けた。
北リアス線の3駅間(久慈-陸中野田)だけが、16日に「復興支援列車」として運行が再開された。
3月22日までは乗車運賃を無料にするという。
しかし、残る大部分の運転再開はいつになるのか。
南リアス線は「運転再開のめどはたっておりません」とHPにある。
12年前、三陸を旅したことがあった。
久慈に泊まり、普代駅で降りて、村営バスで北山崎に行き、いくつかの集落を抜け田野畑駅まで歩いた。
翌朝、宮古港から初日の出船に乗った。
船中、新年のお酒の乾杯に、何かしゃべれと、たまたまマイクをむけられ、阪神・淡路大震災での全国からの支援のお礼を語った。
そんなことで、ずいぶん印象深い旅になった。
三陸鉄道の各駅には、愛称がつけられている。
北山崎の最寄り駅「田野畑駅」は、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の主人公ジョバンニの親友の名前「カンパネラ」。
田野畑駅の次の駅「島越駅」も、宮沢賢治の童話から。
「グスコーブドリの伝記」の火山島「カルボナード」だ。
その「三陸鉄道ファンクラブ」の「クラブリニューアル!会員募集」の呼びかけが、昨年「3月11日」にされていました。
地域を結ぶ、三陸鉄道の復活を切に願っています。
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