先日、兵庫県産業労働部から話を聞く機会があり、大企業の誘致補助金が議論になりました。
パナソニックは、尼崎のプラズマディスプレイにつづいて、ことし4月から姫路のIPSが量産をはじめました。
兵庫県は、パナソニックのこれら工場に、総額218億円の補助金をだしますが、雇用の募集は非正規ばかりで大問題となっています。
この日の、県産業労働部から話を聞く場でも、姫路IPSでどれだけ正社員の採用が見込まれるのか、現状の雇用実態はどうなのか、など質問が集中しました。
ところが県側の回答は、「同社の有価証券報告書によりますと…」と、有価証券報告書からの数字を引用して、通り一遍の説明をするだけ。
聞いている側は、あっけにとられた感じでした。
すぐに、「巨額の税金を補助金として注いでいるのに、県民への説明責任さえ果たせないのか」と指摘する声があがりました。
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