昨年8月の兵庫県西・北部豪雨水害で死者18人、行方不明者2人を出した佐用町の「台風第9号災害検証委員会」が16日、最終報告書を提出しました。
水害当初から指摘されていた、避難勧告の遅れた問題で、「委員会」は「従来通りとの思い込みで判断した。雨の降り方など刻々と変わる現状への警戒心がかけていた」と指摘。
佐用町長は、「私自身の判断ミスもあり、不十分なことが多々あった」と述べました。
* * * *
先週末から続く大雨で、多くの犠牲者が出ています。
防災予算の削減、自治体合併による情報収集能力の低下などが、その被害を大きくしています。
写真は、水害から3日目・昨年8月12日の佐用町
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。