晴天の6月6日(日)、神戸市西区の神戸流通科学大学で第54回兵庫県母親大会が開かれ、大人880人、子ども13人が参加しました。
母親大会は、「生命を生み出す母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます」のスローガンを掲げて半世紀。
全国のお母さん、女性の知恵と願いを集め続けられています。
全体会では、今年4月に日本弁護士連合会会長に就任された宇都宮健児さんが「人間らしい生活の再生をもとめてー私の弁護士活動―」と題して講演。
宇都宮さんは、年越し派遣村の名誉村長としても有名ですが、サラ金被害者救済に最初に立ち上がった弁護士としてたたかってきた事例を通して、「日本中に広がる貧困は人権問題」と指摘し、「力を合わせて貧困問題を社会的・政治的に解決しよう」と呼びかけました。
この他、雇用と貧困を考えるパネルディスカッション、平和・医療問題など6分科会、兵庫教職員組合女性部、新日本婦人の会などから運動交流の発言も行われました。
大会アピールを採択した後、学園都市駅まで母親行進を行い、広く県民にアピールしました。
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