いよいよ、NPT(核不拡散条約)再検討会議への要請代表団が出発します。
今回の代表団は前回2005年を大幅に上回る人数となっています。
○ 全国 前回800人 今回1532人
○ 兵庫 前回32人 今回58人
「憲法県政の会」代表幹事の田中耕太郎さんも、グループの責任者として参加されます。思いを寄せてもらいました。
「核なき世界」へのうねり大きく
代表幹事・明石原水協事務局次長 田中 耕太郎
日本の私たちには、広島と長崎の原爆の悲惨さは、忘れられません。
ところが、アメリカでは「原爆は100万のアメリカ兵士が死なずにすんだ」、「原爆は平和のために必要」という考えがつよいと言われてきました。そのアメリカの大統領が「唯一、核兵器を使用した道義的責任」に言及し「核なき世界」を目標にすると演説しました。世界が前進を開始したと思いました。
今回のNPT再検討会議は、2000年の「核廃絶の明確な約束」にアメリカも含め、「核保有」5カ国も同意したことを想起し、その点の議題も明確になっています。
核兵器の廃絶を高く掲げて、NPT再検討会議の行われるニューヨークへ要請に行きます(日本原水協1532人、兵庫58人)。
アメリカなど大国だけの合意を世界に押し付ける時代ではないことを実感できるのではないかと期待しています。
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