変えよう！ 憲法どおりの兵庫に向けて！

尼崎の会が始動。さっそく学習会計画

　先ごろ再開した「尼崎憲法県政の会」が、２５日事務局会議を開きました。

　各団体からの県政要求が話し合われ、県立病院のあり方、妊婦検診補助の増額、松下ＰＤＰへの１７５億円の補助金、厳しい公営住宅入居基準、地域経済振興条例や貸し渋り、尼崎の中核市などが話題に・・・。兵庫県は橋下知事の大阪よりひどい行革である、などが話題になったもようです。

　今後、参加団体を広げることと８月１日に学習会（下記開催要項）を行うことなどが確認されました。

「we love hyogo」学習会

　８月１日（金）午後６時半～８時半　場所　立花フェスタ集会室

　講演　石川康宏先生（憲法県政の会代表幹事・神戸女学院大学教授）

　各団体からの発言・・・・

　また、尼崎の会として「we love hyogo」の本を３００冊普及しようと確認されたそうです。

大阪自治研が『橋下知事への対案』！

　大阪では橋下知事の「大阪維新プログラム」が話題ですね。

　①基本的には兵庫の「新行革プラン」と同じ方向をもっています。違いといえば、道州制実施への熱意が橋下知事には、さらに高いということでしょうか。

　②府民の反応ですが、「財政再建プログラム」への支持８８％、橋下知事への支持６６％ながら、他方で「財政再建」の目玉である４分野の医療費助成削減については７５％が反対です（毎日６月８日）。

　ある種の「ねじれ現象」ですが、府政を理解し、語る府民の力が問われているという局面です。

　さて、その局面の打開に向けて、大阪でもすばらしい本が出されるようです。以下、ご案内です。

　大いに学びましょう。

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　今、大阪では橋下知事の「財政再建プログラム」が出され、いろんな運動が巻き起こ
　っています。財政再建と府民生活・福祉医療を両立できる、もう一つの大阪府再建の
　道を提言しました。
　　ブックレットは７月５日発売です。お早めの予約をお願いいたします。

■緊急出版『橋下知事への対案』のご案内

　2008年5月15日（木）、当研究所は、府政記者クラブにおいて、「財政再建
プログラム試案に対する中間提言－府民のくらし・福祉を守ることと両立でき
る大阪府財政再建、もう一つの道－」を発表しました。
http://www.oskjichi.or.jp/j/readingroom/20080520pt.pdf
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　←こちらよりダウンロードして下さい
　対案は、「橋下ＰＴ試案」の1100億円削減ありきではなく、300億円削減で
府民のくらし・福祉を守りながら財政再建を行う「ソフトランディング」のシ
ミュレーションを行ったものです。研究所では、この中間提言をベースに７月
５日、「ブックレット」をせせらぎ出版より発刊する予定です。
　現在、予約を受け付け中です。

【緊急出版】７月５日発刊！予約受付中！

『橋下知事への対案－笑顔で暮らせる大阪府再建の道』

発行・せせらぎ出版／　編者：（社）大阪自治体問題研究所　
ISBN978-4-88416-175-0 C0031 \905E
〒530-0041　大阪市北区天神橋1-13-15 大阪グリーン会館5階
電話 06-6354-7220　FAX 06-6354-7228

CONTENTS
１章　大阪府財政再建プログラム（案）の問題点
２章　府民と文化を守る財政再建、もう一つの試案と根拠
３章　福祉・医療・教育・文化の各分野での府民の生活の影響を分析
４章　府下市町村への影響と対応を分析　府と市町村の関係への提言
A5判ブックレット 96ページ（予定）　予価950円（税込）
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【予　約　お　申　し　込　み　書】
・冊数　　　　　　　　　　冊

・お名前　　　　　　　　　　

・ご住所

・お電話

・E-mail
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●申込先：（社）大阪自治体問題研究所事務局[email protected]

憲法県政の会学習会に７０人参加

　１９日夜行われた憲法県政の会主催の学習会には県下各地・各団体から７０人が参加しました。前田代表幹事の開会挨拶につづいて、県職労県庁支部から、兵庫県の『新行革プラン』の現状、第二次プランの予想される内容、その策定が大幅に遅れている現状などが詳しく紹介されました。

　「Ｗe love hyogo」のテキストに基づいた石川康宏代表幹事の講演「県民いじめの『行革知事』さようなら　憲法知事こんにちは」は、情勢と兵庫県民のくらしの実態、これまで明らかにしてきた政策提起の上に、環境問題、女性の地域向上問題の解明を加え、県政転換の必要性が、全県民的立場からも求められていることを明らかにしました。さらに、新潮文庫「蟹工船」が１００万部を突破したことや、ＴＶドラマでの政治のとらまえ方の変化、憲法をまもろうとする世論の広がり、最近の選挙に見られる大変化の兆候などから、憲法どおりの県政実現が現実の課題になっている状況を解説。そして、憲法どおりの地方政治と住民自治の重要性を蜷川京都府政の実績から紹介されました。

　参加者からの発言では、国民健康保険料や住民税の高騰で困惑する市民の相談を受け付けている県社会保障推進協議会の相談事例の紹介（県民医連）、県立高校の分校の募集停止計画に対する地域と生徒達が一体となった反対運動（高教組）、尼崎で立ち上がった地域の会など、憲法県政の会の運動の広がりが反映した報告が相次ぎました。

　各地の学習会の計画もさかんになっているようです。一人でも多くの県民が「Ｗe love hyogo」の運動にふれていただけるよう、これからも学習を広げていきたいものです。

みなさんの書き込み、投稿をお待ちしています。

障害者予算の切り捨ては人権侵害だ

兵庫県は、「行革」プランの一環として、平成２０年度の障害者関連の事業予算をバッサリ切り捨てました。障害者の社会参加がますます困難になっています。まさに人権侵害だと思います。

　民間福祉施設居住改善整備費補助　19年度：2080万円→

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　20年度：０円

　民間立保育所軽度障害児受入モデル事業　888万円→０円

　身体障害者生活ホーム運営費補助事業　740万円→０円

　視覚障害者への訪問型歩行訓練事業　287万円→０円

　障害児等療育支援事業　1億6012万円→1億1199万円

　知的障害者自立生活訓練事業　6631万円→2790万円

　知的障害者自立生活援護事業　5920万円→2150万円

明日（１９日）の学習会にご参加下さい

5月30日の記事で紹介しましたが、明日（１９日）に憲法県政の会が主催する学習会が行われます。

　「県民いじめの『行革』知事さようなら」－憲法どおりの兵庫をつくろうー

がテーマです。

６月１９日（木）午後６時３０分より

神戸市勤労会館３０８号室（ＪＲ三ノ宮駅の南東・徒歩５分）

憲法県政の会代表幹事　石川康宏神戸女学院大学教授の講演

県がすすめている「行革」についての報告

各分野からの実践報告など盛りだくさんです。

「Ｗe Ｌove Ｈyogo」の本をお持ちの方は、持ってきてください。

当日会場でも販売いたします。

参加は無料です。みなさんのご来場をお待ちしております。

（憲法県政の会幹事会）

行革プラン・後期高齢者医療制度の街頭宣伝

　県民いじめの県「行革」ストップ連絡会は１４日、三宮で「行革」プラン撤回と後期高齢者医療制度の廃止を求める署名活動を実施。１時間で１２０筆の署名が集まった。翌日には兵庫労連と年金者組合が元町で後期高齢者医療制度の廃止を求める署名活動を実施。１時間で２８０筆の署名が集まった。

　１３日に２回目の保険料の年金天引きが行われたばかり。住民税の納付書が各家庭に届いた直後でもあり、道行く人たちは署名歓迎・政治に怒りモードだ。後期高齢者医療制度については多くの家庭で議論されているらしい。若い人たちが立ち止まって署名をしてくれる。社会保障を毎年切り崩され、生活が成り立たない上にトドメの後期高齢者医療。怒りが爆発している感じだ。

尼崎で「地域の会」確立

　６月２日尼崎では、「革新県政をつくる尼崎の会」の代表者会議が開かれ、そこで、「この会を『憲法が輝く兵庫県政をつくる尼崎の会』（略称　尼崎憲法県政の会）に名称を変更して、組織を立て直していく」という提案が、全員一致で確認され、尼崎に「地域の会」が確立しました。

　尼崎の会は、代表委員と事務局長、事務局団体を選出し、今後の運営を行うことになり、当面、『We Love Hyogo』の学習運動、地域要求の結集、県がすすめている「新行革プラン」の撤回を求める署名運動をすすめようと意思統一。８月はじめまでには尼崎で「県政を語る集会」を開催することにしています。

　こうした動きこそ、現在求められているのではないでしょうか。地域に入れば、生活に密着して県政要求が渦をまいており、そこでこそ「憲法どうりの県政」の立場でなければ解決できない問題が鮮明になると思います。『We Love Hyogo』はもっともっと多くの県民に読んでもらう必要があります。（K部）

大阪からの読者の声

　『ウィーラブ兵庫』についての読者の声が、大阪から届きました。

　お名前のみ略させていただき、紹介します。

　「大阪府民ですが、兵庫の問題点が財政面に中心によくわかりました。

　個人的には〈コラム〉をとても興味深く読ませてもらいました。

　大阪でも同じような動きに期待しています。

　（石川先生のＨＰを見て楽天ブックスより購入、Ｋさん・２３歳・教諭）」